新たな小説の技法が思いついたので書く
ここ2カ月くらい,小説の書き方に関する疑問でずっともやもやしていたけど,「中銀カプセルタワー」のニュースを見たことで,なんか知らんけど突然解消しました.
アハ!体験ってやつですね.
小説の手法に関しては詳しく調べていないので,車輪の再発明かもしれないですが,もしかしたら概念としては新しいのではないか...ということで,思いついた時に,めっちゃ興奮しました.
文学理論をまともに読んだことがないので,的外れなこと言ってる気もしますが,逆に文学理論にアクセスする一つの手法としても使えるのではないか!
というのが現在の所感です.
今回思いついた小説のプロット方法
早速説明していきますねー.
スライド多めで説明していきます~
例えば,桃太郎を考えます.
(物語が既に決まっているので,例として挙げました)
桃太郎の物語におけるキャラクターの役割は既に決まってますね.
この場合,話を付け足すとしたら,物語の中で表層化されていない部分になります.
桃太郎の物語は,鬼vs.桃太郎という勧善懲悪のレイヤーで成り立ってます.
けど,テーマに正義論を持たせることで,アンチノミーが可能になります.
そこで,媒介としてのメタファーを与えましょう.
ここで初めて,物語に変化を加えることができるようになります.
例)
メタファーとして鬼ヶ島を考える.
桃太郎をパレスチナ人,鬼をエルサレムに住むユダヤ人のように描写することで,鬼ヶ島をたちまち聖地エルサレムとすることができる.
そして,自分の現在の考えを「鬼ヶ島」を介して表現することが可能になる.
この例は極端であるので,話の面白みには欠けます.
登場人物の生い立ちに意味を与えるのは古典的であるものの,メタファーとして表層化させるものを限定化させることで”こてこて”しない物語が書けるようになりました.
この構造を応用することで,既存の文学理論を独自に取り入れることができそうです!
もし,手法として有用性が高いことが分かれば,
もう少し体系化させた後で,
実際に小説を作っていこうと考えています~!