日日是好日

なんとなくでいいじゃん

ホラー画像でも、背景変えたらホラーじゃなくなるくね??

貞子怖いっすよね。初見はガクブルでした。

 

 

 

(あ、伽椰子だわ。

 

 

 

さて、今日の主役はとしおくんです!

観た記憶を無くしたことに一番恐怖した『貞子vs伽耶子』 | Sabot House

 

怖いですねぇー。

こんなのに追いかけられたらたまりませんねー。

 

でも、ですよ。

としおくんの子役君はめっちゃかわいいわけですよ。

 

 

 

メイクと背景がいい味を出してくれてるお陰で、怖さが増すというからくりなんですね。

 

つまり。。。

ホラー画像でも、背景を変えるだけで怖くなくなるかもしれないわけなんですね~。

 

 

 

 

はい。

 

というわけで、今日はとしおくんの画像で背景を変えるだけで、どれだけ怖さが減るか検証していこうと思います。

 

www.remove.bg

↑(今回使ったサイトです。実は、このサイトがめっちゃ有能

 

 

では、さっそくとしおくんで遊んで行きたいと思います。

 

レッツゴー!

 

< おー!

 

芸術+としおくん

 

まずは、エントリーナンバー1!

 

 

 

 

 

これは、勢いを感じますね。

 

前衛アートでしょうか。

背景の線の方向が首の向きと妙に一致していますね。

 

背景にうまい具合に馴染んで、いいちょっとしたアートになってます。

 

じゃぁ、ちょっと加工してさらに、芸術らしさをあげていきましょー!

 

 

 

自分で加工してあれなんですが、地味にウケてますwww

 

すみません。岡本先生に怒られます。

あ、普通に面白い本なので、ぜひ読んでみてね。(販促

www.amazon.co.jp

 

太陽+としおくん

 

次にー、エントリーナンバー2!

 

 

 

砂漠を彷徨って、3日目にして、手元に水がないというそんな雰囲気です。

 

ウケるwww

割と精神的に詰みそうな顔をしてるのが受けますwww

 

なんか知らないけど、ストーリーが生まれてますね。

 

 

 

では、これをACのポスターぽくに加工してみましょうか。

 

 

 

 



 

文字を入れるだけで、だいぶ印象変わりましたね!

さすが、フォントの力。

 

うーん。まーだ、なんかちょっと違う。。

 

フォントに影でも付けてみるか?

 

 

 

良くないすか。これ。

 

なんにも中身がない画像でも、それっぽく雰囲気出てません???

これは、小泉進次郎もびっくり!

 

 

 

都会+としおくん

 

まずは、エントリーナンバー3!

最後です!

 

 

これは、ノリと勢いでラスベガスに突入してみたけど、

初めてのカジノで、全額擦ってしまって途方に暮れてる感がにじみ出てません??

 

 

気持ち、吹き出しを載せてみますか。

 

 

そい!

 

 

 



 

 

あーーー。

 

THE、ラスベガスで有り金全部溶かした人の顔!って感じですね~

 

 

 

< あうあうあー

 

 

としおくん心の声

「日本に帰れないどうしよう。闇金に手を染めてしまった。人柱になるしかない!」

 

 

まとめ

 

 

としおくん汎用性高すぎませんかこれwww

哀愁漂うところに、としおくんあり!ってやつですね。

 

 

まぁ、としおくんばかりで遊ぶのも可愛そうなので、別のキャラクターで遊びましょうかねぇ。

 

 

 

おまけ

 

 

とりあえずハワイに来たけど、水着を忘れたので下着で泳ぐ予定の親子



 

 

 

 

新たな小説の技法が思いついたので書く

 

ここ2カ月くらい,小説の書き方に関する疑問でずっともやもやしていたけど,「中銀カプセルタワー」のニュースを見たことで,なんか知らんけど突然解消しました.

 

アハ!体験ってやつですね.

 

www.jiji.com

 

小説の手法に関しては詳しく調べていないので,車輪の再発明かもしれないですが,もしかしたら概念としては新しいのではないか...ということで,思いついた時に,めっちゃ興奮しました.

 

文学理論をまともに読んだことがないので,的外れなこと言ってる気もしますが,逆に文学理論にアクセスする一つの手法としても使えるのではないか!

というのが現在の所感です.

 

続きを読む

例のバイトで、オーナーに提言した話した

原文ママ

 

1,


そろそろバイトを辞めないといけません。
これは、自分の研究室配属が忙しくなること(本音:飲食バイトが面倒くさいのでやめる)に起因します。

 

先日、お店の売上を意識して接客しろ、というお話を伺いました。

「いずも君は、今日お客さんと一緒に2杯飲んだね。2時間でバイト代が1800円だけど、1杯500円として、元を取るにはあと2杯は飲まないといけない。
なら、自分が席を盛り上げて、飲める雰囲気を作らないと。それは、気配りであり、会社に入っても役に立つはずね。」

 

これはもちろん正しい事実ですが、大局のうちの一部でしかありません。そのため、疑問が残りました。

さて、この際、「建前」というフェーズを越えて「本音」の段階で話すことにします。


ここで、本音を語った場合、多くが揉める原因になるので、先に共有事項をまとめておきましょう。

 

①自分が話す軸として、「お店の売上」の観点から話します。
②自分の主観を殺して話します。そのために、自分がどう思っているかではなく、自分の行動記録・オーナーの行動記録を根拠として話します。

 

これを共有しておくだけで、話し終わった後に後味が悪くなくなります。


踏まえて、お店の方針としてどうすればいいかの提言に移りたいと思います。

====

 

2,

 

まず、現状の確認をしましょう。

新入バイトがすぐに辞める状況があると聞きました。これは、バイトに対する待遇が悪いのが理由です。

 

同僚の彼は虐待を受けて育ったと言いました。なぜ生きているのかも不思議です。
私も、数多の理不尽に耐えて生き抜いてきました。
そういった、人生の修羅場を生き抜いてきたような人間しかバイトとして残っていない現状です。

 

現代は、大半の人が平和に生きており、ほとんどの大学生は、今から理不尽を受けて成長するという段階です。


そもそも、バイトを経験する中で、成長しようと考えているため、最初の段階からハードルが高すぎると、辞めていくわけです。


====

 

3,

 

次に、原因を探っていきましょう。

 

これは、確実にお店側に問題があります。
何かしらの原因があって、結果として新入バイトが辞める状況が生まれているわけです。
原因を探るために、5W1Hフレームワークを使う方法があります。簡単に言うと、”なぜ”を深堀りする思考法です。

まず、直接原因を挙げる前に、直喩例を挙げてみましょう。

 

例)


ある人がダイエットをしようと考えました。
何ヶ月か続けましたが結果が出ません。
その理由として、自分の家族や友人が自分に厳しく助言しないからだと考えました。

 

これをこのお店の経営に当てはめてみます。

 

実際)


お店が「売上」を目的に経営しています。
4年お店を営業していますが、なかなか売上が上がりません。
その理由として、バイトの接客方法に問題があると言いました。


これのどこに問題があるかを理論的に考えてみましょう。
5W1Hにおける、what→why→how思考が役に立ちます。

 

フレームワークに落し込んだ結果)

<what>
ダイエットをする
お店の売上が上げる

 

<why>
痩せたいため
オーナーが自分の生活を豊かにするため

 

<how>
自分の家族や友人に助言してもらう
バイトの接客方法を改善する

 

ここで、2点原因がわかりました。
・個人の目的の割合が強い(俗に言う自己中心的)
・howが不明瞭である


第1に、
個人の目的の割合が強いですが、そもそも、人間は自分の利益のために生きます。
僕も、お金が必要なのでバイトを始めました。

ここで大事なのは、どの人間も根底では目的のために生きており、目的があるからこそ行動します。
自分の目的があるのに、相手の目的・国の大義に行動を強制させられる。これを理不尽といいます。
「戦争における学徒出兵」「行きたくないのに行かないといけない義務教育」などは理不尽の典型です。

理不尽を無くすためには、自分の利益と相手の利益をマッチさせることです。
個人の目的は持っていていいんだけれども、相手の目的を優先させて相殺する必要があります。
これは、人それぞれ生きる目的が違うので、相殺する目的の方法は一意に定まりません。


第2に
howが不明瞭ですが、これを明確にすることで、第1の目的は自動的に達成されます。

これが、今回の話の本質的な部分です。

 

ここでやっと、具体的な改善方法に入ります。

====

 

4,

 

さて、具体的な対策および改善方法を考えてみましょう。
予めことわっておきますが、自分はにわかなので、確実に正しいわけではありません。間違っていることは承知でお願いします。

 

「お店の売上」を上げるための答えとしては、「需要と供給を意識して、売上を上げるための戦略を練る」ことです。

 

順番として、
①経営理念を明確にする。(基本)
②宣伝する。(応用)
③リピーターを増やす。(発展)
となります。

 

順番どおり追っていきましょう。

 

①経営理念を明確にする

先日、いろいろなバーを連れ歩いてもらいましたが、どの飲み屋も大差がないことがわかりました。


競争が激しくなると、それだけ売れる確率が狭まります
これは、どの業界も一緒ですが、参入障壁が低ければ低いほど競争が高まります。(「小売業界」「アパレル業界」「運送」「建築」...etc)

これは、営業や会社運営の宿命なので、避けることはできません。

 

そのために、

  • 「誰を:who」
  • 「何のために:why」
  • 「どうやって:how」
  • 「いつ:when」
  • 「どこで:where」

を意識してみます。


これによって、お客さんの需要が明確になります。お客さんの目的=需要がマッチすれば、そのお店に来る理由になります。
もちろん、バイトが続ける理由にもなります。

 

対策方法として、大手企業を参考に分析すると良いです。

マクドナルドVSモスバーガーにおける客層
  • マクドナルド:ドライブスルー客、若者、ジャンカー、格安嗜好
    即席で楽しんでもらう。お金のない若者をターゲットにする。比較的お金や時間がない人向け。
  • モスバーガー:ドライブスルー客、家族連れ、高級嗜好
    店内で味わってもらう。ポテトの質感にこだわりを持つ。マクドナルドに比べて少し余裕がある人向け。

 

他にも、コメダ珈琲VS地方コーヒー店サイゼリアVSジョイフル、ビッグボーイVSいきなりステーキなど、飲食ではたくさん例が挙げられます。

 

例えば、オーナーはギターが上手なので、オーナーのギターを聞きに来る客を網に引っ掛けると、うまくいくかもしれません。


ポイントとしては、「新規性」「独自性」を大々的に打ち出すことです。

 

踏まえて、

  • なぜバーを営業しているのでしょうか。そもそも、バーを営業しないといけないのでしょうか。 
  • なぜ、この店名なのでしょうか。店名に理由はあるのでしょうか。
  • なぜ、この位置でお店を経営しているのでしょうか。この場所で営業する必要はあるのでしょうか。
  • なぜ、バイトを雇うのでしょうか。バイトを雇う必要はあるのでしょうか。

 

これが明確になり次第、

  • お店を今後どうしたいのか
  • どういったお客さんを呼びたいのか
  • バイトに何を求めるのか

が見えてくると思います。

 

②宣伝する

①が確実にできると、このフェーズに移ります。

このお店のインスタグラムやfacebookがあることは知っています。先日、ホームページを作ろうと試みた話を聞きましたが、それももちろん良い手段です。
しかし、更新が2019年で止まっていたり、facebookも最近は更新がない状況が続いていることに気づきました。
また、indeeの応募を見て思ったのですが、求める人物像や、時給など、大事なことが書かれていませんでした。

 

これも、①が明確でないからです。
①が明確になり始めると、多くの場合、行動の自信がつきます。
宣伝する理由があれば、facebook等のSNS、ホームページを積極的に続ける動機になります。

 

ここでポイントなのですが、ある規模以上の宣伝を達成するためには、信頼が必要になります。
現状は問題が表面化していませんが、例えば、いざホームページを作りたい、となった時に問題になります。

 

ホームページ制作は受諾開発と呼ばれます。
開発企業側としては、受諾開発において、本当に開発後に、金を払ってくれる人なのか、という点が契約を結ぶポイントになります。
もし、信頼が無ければ契約は結べません。

 

ホームページ以外に、スポンサーをつけたり、クラウドファンディングをしたり、youtubeコラボを考えたり、一定以上に規模を拡大=他者との協力が必要となると、うまくいかなくなります。


どこまでを許容するのかは、法律と倫理の兼ね合いになります。
しかし、産地偽装やリコール隠蔽問題が会社の経営に大打撃を与えている点が信頼の重要性を証明しています。
DIAGOのホームレス発言、古塔ふみのトレパク問題などの例が示すように、有名人が信頼を損なうと、スポンサー・協力者に足を切られます。

 

例として)
・飲酒運転をしないほうがいいのではないか
indeedの応募内容を明確にしたほうがいいのではないか
雇用契約書を書かないといけないのではないか
・まんぼう中に営業しないほうがいいのではないか

 

このままでは”信頼がない”という点で、売上が上がらないことがボトルネックになってきます。
自分は数日働いただけでここまで気づいたので、もしかすると”いさく”の方がたくさん気づいているかもしれません。


至急の問題なので、早めに話しあった方がいいと思われます。


③リピーターを増やす

①、②が出来てから、初めて③が重要になってきます。
ノウハウとして③を培っておくのは確かにアリかもしれませんが、優先度はあまり高くなく、直接的な解決策にはなりません。

ここで、初めてLINEで集客する方法が生きてきます。
以下のように比較できます。

twitterfacebookは横のつながり:不特定多数をターゲットに情報を発信する。→ 集客向け
LINEは縦のつながり:秘匿性の高い会話で、会話に一定の信頼が担保される。→ リピーター向け


順番としては、twitterfacebookを最初の活用して、後からLINEを使っていく、流れになります。
もちろんですが、①、②が出来て、お客さんが増えだしてから、初めてバイトの仕事として、お客さんの席を盛り上げる段階になります。
その方が、バイトが場数を踏めるという点でも、言葉に説得性が生まれます。

====

5,

 

以上が自分が考えているシナリオになります。
結果が出るまでにどれくらい時間がかかるかはわかりませんが、明確な戦略のもとで試行錯誤を繰り返すことで、売上があがるはずです。

自分は、例として、職場環境の改善を実践を行いました。
これについて、詳しくはまた話すことにします。

 

個人的な小説論

表現手法としてのエンタメ

 

ミレニアル世代は生まれた時から既にエンタメがありふれてる時代です。

 

紀元前から続く、小説。

1920~30年代に発展した映画産業。

1950年代に手塚治虫によって手法化された、漫画。 

1970~1990年代における、アニメの最盛期。

今はゲーム産業の過渡期でしょうか。

 

そして、これらのエンタメ全ての共通点は、物語を持つことです。

ここで言う物語は、作者の思想とでもいいましょうか。

つまり、エンタメは、物語を表現する手法・ツールとして発展してきたわけです。

そんなわけで、一番歴史が古く、自由度の高い小説は、他の表現手法に影響を与え、また影響を与えられて今に至ります。

 

小説の仕事

 

小説も漫画も、進化の結果、なろう系、恋愛、ミステリー、SF、などなど、たくさんジャンルが分かれました。

色んな種類があるんだなぁと、難しく考え過ぎてしまいますが、どのジャンルも、本質的には「主人公が成長する過程を追う」ことで物語が成り立っています。

「作者の思想を反映するために、主人公が成長する過程に種類を富ませた」わけです。

 

その点、”小説”は表現における進化の過程で、能力として「主人公の成長」を獲得したので、別に強制的に主人公が成長しなきゃならないわけではないです。

安部公房とかカフカとか、最初から主人公をボコスカにする気しかないパターンですね。

 

では、小説以外はどうか。

アニメ、映画って、小説、漫画を元に作ってますよね。
小説、漫画、映画、アニメの大まかな流れは全て、「主人公が成長する過程を投影する」ことです。ここは変わりません。

アニメでは、キャラクタの動きと音楽を使って、短い尺で登場人物の行動理由をわかりやすく伝えないといけません。だから必然的に単純明快な作品が多いのでしょう。

さらに、瞬間を楽しむことができる、音楽やゲームはどうでしょうか。何十時間という時間をかけて受け手に内容を楽しませる場合は、物語が必須になってきます。

音楽なら歌劇や交響曲、ゲームなら「メタルギアソリッドシリーズ」、「FF」、「GTA」とかですかね。

総じて、ここ50年くらいで、エンタメも進化に富んだので、その結果小説にも影響が出たのでしょう。

 

※勝手な物語の依存度イメージ

小説 > 漫画 > アニメ > 映画 >>> ゲーム

こう見ると、物語の依存度が低いほど、技術が多様化してますね。

音楽は脳で言語化する必要はないので、音楽が絡めば絡むほど、表現手法に物語が依存する必要がなくなるのと思ってます。

(表現手法を全て時間関数とすると、小説は「物語ベクトル」、漫画は「物語ベクトル」+「絵ベクトル」、アニメ・映画は「物語ベクトル」+「絵ベクトル」+「音楽ベクトル」で成り立っていると考えてます。)

 

そのため、自分は物語のことを「意識の境界面」と勝手に読んでいます。 

 

 

で、先述のとおり、創り手はいかに自分の思想を主人公の成長に当てはめられるか、が腕の見せ所です。その結果、受取手が主人公or脇役に自分を投影させられるから、作品にどっぷり浸かるんですね。

谷口悟朗のアニメはわかりやすくて面白いですね。

登場人物がブレずに成長して、その過程が受取手に伝わりさえすれば、後は勝手に面白くなります。


この点、「銀魂」「このすば」「ポプテピ」の、メタギャグ的面白さは、2次創作である以上、くどいほどに見せられると興醒めしてしまいますので、本質的な面白さではないです。それを作者がわかっているから、「銀魂」や「このすば」にも、一応ストーリーがあります。

 

創り手として読者の需要を満たすために


村上春樹の作品が中高生に受ける理由を考えてみました。
基本的に村上春樹の作品の主人公は、モラトリアムを謳歌していて、ぐだぐだ生活するわけですが、誰も彼の行いを咎めません。

主人公は成長してるのかしてないのかよくわからないまま、過ごしている。でも、行動して考えているので、明らかに成長はしている。


中高生は、多くの場合自由ですが、その中で自分を探さないといけません。
しかも、既に大きくなっている回りの大人ですら自分を持っていないわけです。この時点で中高生生活の間に答えが出ないことは明白です。

それが、多くの人に村上春樹が読まれる理由じゃないでしょうか。

※みんな、もう村上春樹が全部狙ってやってるのをわかってるんじゃないかな。


1950~
川端康成は「日本文化の持つ淡さ」に感動して。

三島由紀夫は「大義を言い訳にした生き方」を通じて。

アニメや漫画がなかった時代の、娯楽、エンタメを提供しました。

 

1980年~

村上春樹は”中高生”・”まだ中高生から抜け出せない人”の居場所を提供してあげています。

1990年~

東野圭吾はミステリー作品を通じて、映画的に小説を作ろうとしています。

 


こうやって見ていくと、自分にも役割みたいなものが作れるのかな、と思えてきますね。


個人的には、村上春樹に近い、等身大の世界を提供することが、私の仕事の一部になりそうかなと思ってます。母性の一つの形みたいなイメージかな。
小説を書き続けるとしたら、とりあえず、しばらくの間は崩れることのない寝床を提供することだと思います。だから、今はできるだけ頑丈な安住の地を見つけておきたいですね。

そんでもって、ペシミスティックに浸かりすぎた人のお尻を、冗談めかしてちょんちょんとつついてあげることが僕にできることなのではないかな、と気づきました。

まだ、書いてみたことないのでわかりません。すみません。

 

 

[おまけ]

物語を面白くするために

 

今回の作品を作ってみて、自分の知識不足でテーマを決めてしまったため、大失敗だとわかったのです。まずは、得意分野を持つことが大事ですね。そこから話が広がります。

というのも、受取手が作品と向き合う時間を確保してあげることが、創り手の一番優先しないといけない仕事だからです。

 

終わり方に含みを持たせる → もう一度読もうという気を起こさせるために

的確なメタファーを思想の窓口にする → 物語を掴むきっかけを作るために

ピンチ展開のために準備をしておく → 作品にメリハリが付くために

 

踏まえた上で、ページ数を増やすのも一つの手段です。


異世界転生系って安心できるよね

 

大衆及び消費者は、流行に乗ります。
その点、異世界転生小説を書いたら確実に読んでもらえる安心感があります。


自分も、異世界転生系をやってみたらいいと思うんですけど、ほとんどジャンルとして開拓されており、内容が似たりよったりで飽和状態なのが嫌なんですよね。
異世界転生」=「既に耕された研究分野」の認識です。

有名どころの異世界転生系小説では、以下の名作が思いつきました。

 

1800年代中頃の「不思議の国のアリス

1800年代終わり頃の「15少年漂流記」

1900年代始めの「オズの魔法使い


異世界転生系はネットで流行ってますが、100年前にも流行ってるので、もう枯れた技術ですよね。
もちろん、主人公が環境に翻弄されることが保証されているので、流行るのもわかります。
みんながみんな、小説の手法として異世界転生を取り入れてるけど、100年前の作品と同じ流れにならないようにしないといけないですね。



さて、次の時代はどんな作品が流行るんでしょうか。
楽しみですね。

 やべぇバイトひっかけた話

 

 

院試がやべぇとか,やべぇとか言いながら,勉強せずに3カ月経ちました.ヤバいです.

 

さて,私は,久しぶりにバイトを始めました.

というのも,ここ最近,日本一周しようかな,と考えていて,早急に自転車代を貯めなければならなくなったからです.

だいたい全装備整えるのに,30万円くらいあればいいかなーと軽く考えてます.

 

1カ月くらい前から,家庭教師の応募をしたのに,音沙汰がなく,腹立ててましたので,
今回は,indeedのバイト募集からよさげなやつを探してみました.

 

indeedで,案件を探したわけなんですが,ちょうどバーの案件が転がってました.

案件の内容としては,深夜のバーを切り盛りしながら,暇な時間に,店長がギターをレクチャーしてくれるというものでした.

 

はい.ただただ,ギターに惹かれて,応募しました.

正直,「職種」とかどうでもよくて,ギター弾けるやったー!みたいな感じですね.

 

自分は普段からお金をほとんど使わないので,気楽に夜バイトしながら,お金がたまればいいかなと考えてたわけですが!

これがだめだったんだ.

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私が働いているバー.(すみません,名前は伏せます.)

実は,ガッツリ,まんぼう中なのに営業してます.

方法としては,閉店の張り紙を掲げながら,鍵をかけて営業するスタンスです.

これを,「鍵営業」というらしいです.さすが自営業,アウトローです.

 

新人研修初日,まずは、飲み物のメニューを覚えるところから始まりました.

研修に際して、同級の子がドリンク名を教えてくれます。

ちなみに、coworkerの源氏名は「いさき君」らしいです.
自分の源氏名は「いずも君」になりました.
昔から源氏名に憧れてたので,新鮮です.

メニューとしては、

ビール+トマトジュース=レッドアイ

ビール+ジンジャーエールシャンディガフ 

・・・etc


とまぁ,全部のメニューを覚えて,人並みに注げるようになってこいと。なってから,研修期間終わりらしいです.

はっきり言って,ドキュメントもメニュー表しかないし,覚えにくいんだ.

タイムカードも紙媒体だし,業務連絡もLINEで情報交換するべって言ってくるんですね.

(仕組み化しろ,仕組み化!)

 

この人たち,絶対slackも知らないし,ましてやエクセルもできへんやろ.

まぁ,なまじっかgoogleDriveとか使って,リテラシー終わる方が怖いんですけどね.

 

半年前にいた環境と,180度真逆な環境でして,すごく面白い.

しかも,お客さんを集客するために,LINEの連絡先を交換しろっていうんですよ.

退化を感じました.(ワロタ,ワロタ)

 

最初のお仕事は、仕事終わりのおっさんたちのお世話でした。
昭和生まれのお姉さんも一緒に入ってきたんですが、この人も大概酔っています。
自分は、おっさんのセクハラを受けつつ、舌打ちしつつ、場を盛り上げました。

 

さて、1:00にもなったし、そろそろ上がろうかな、と考えていたら、「やーさん」達がやってきました。
つまり、突然や○ざ御一行様がやってきたんですね。

 

1時ダヨ!全員集合!ってね。
お迎えをするのに、先に来た新米君がめちゃくちゃお辞儀して出迎えるんですけど、
自分もそれに紛れて一緒に入ってきた深々とお辞儀しなきゃならんという。


 
カウンター内で、めんどくせーの来たなってみんなで愚痴りあいつつ、ぷらぷらと仕事を待っていると,
既にアルコールが回っていたのか、いきなり御一行様が喧嘩をおっぱじめました。
 

勝手にお店の外で喧嘩してくれりゃいいものの、店内でやるもんだから、
鍵営業なので鍵を勝手に開けないように、あと、ガラスを割って窓から落っこちないように監視しないといけないんですね。


もう、初日なのに半泣きになりながら、自分は階段で座り込んで,パンツレスリングを眺めてました.
(あ、最近,ロシアでもパンツレスリングネタで、討論流行ってるらしいです.ビリー兄貴生き返れ生き返れ.)

 

f:id:siromiuo:20220220205621p:plain

 

どうしようもできないし、階段下からぼーっと眺めてると、 
いつの間にか、服を脱いで、おっさんたちがパンツ一丁になってました。

「スリーパーホールド」してた側のおっさんが,カウンターに向かって,「包丁持って来い!」って怒鳴るんですね.
自分は,とりあえず半分笑いながら,階段下から見上げてました.
 

f:id:siromiuo:20220220210217p:plain

 

ある人は、疲れた挙げ句、げろを吐き出し、
ある人は、血が回りすぎて、灰皿を投げ、
ある人は、パンツレスリングを初めて...

こうなったら、朝まで帰ることはできません。
なんだよ、初日から残業じゃねーか。


ガラスコップ飛ばしやがって。ふざけんなって感じですよ。
後片付けする側の身にもなれっちゅうの!


とりあえず,ガラス掃除ができるほど整ってないのがヤバいんですけど、とりあえず店長にはクイックルワイパーを買ってもらわないと,やる気でないですね.
 

「あぁ,これが飲食のバイトか~」

 
と,初めての飲食バイトで,事情を知りました.
確かにこれは,バイトをする民が、飲食の接客はやばいって話になるのもわかる気がします.

 

職場環境もまともに整ってないし,アウトローな仕事だし,マスターも適当だし,同僚も頭使い方知らないし,色々と終わってますが,次回バイトをするときは,まず仕事環境の改善から始めることにしました.

 

とりあえずおうちから,「ぞうきん」「スポンジ」「補強テープ」を持っていきます.

あと,マスターにはクイックルワイパーを買うように脅すつもりです.

 

 

【感想】

今後,いつ保健当局が来たり,警察が来てもいいように,逃げる口実を用意しておくことにしました.

未来の自分を描くために,今の自分に過去を教えてあげてから,しばらく経った頃の話

先日の旅から1カ月が経ってもなお,最終章を書き終えることができないから,息抜きにフラストを発散することにしました.

今日の日記は腹立つくらいスッカスカな内容なので,適当に読み飛ばしてくださいませ.

 

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これまでの私(過去の私)は、どうも表現に慎重になりすぎているようだった.

そもそも,「自己の表現」という言葉自体,「絆」や「努力」のような感動ポルノの一種と捉えていた.というよりも、そう思い込ませてきたのだろう。

だけど,「自己の表現」は,本質的な人間の営みなのだ.どんなに時代によって規制されようとも,脈々と時代を紡いできた,人間の本能的な意思なのである.

 

~~~~~

 

今回,「創作」を「自己の表現」と同義と置いてみる.

1作品(誰が見ても恐れおののくようなものだ)を製作する,すなわち,慎重に感情を表すためには,集中力が必要だ.

それは,まさしくとても勇気のいることで,一筆書きを一発で達成することと同じくらい体力のいることだ.

だからこそ,伝書鳩を送り届けるような願いを込めて発信した情報は,消すこともできないし,どう文章が広まろうとも,じっと耐えるしかない.

 

じっと耐えるにも杭を深く打ち込まなければ,杭は流れに耐えられず,杭は倒れるか,流されるか,してしまう.

その一方で,現代でも広く読み継がれている作品たちは,時代の波に呑まれないような深い深い杭が打ち込まれているから,人々は共感することができるのである.

私は昔から、どうすればそんな作品が作れるか,すなわち、感情に負けないか,世間体に負けないかをずっと考えてきた.

 

創作の典型例に,小説や日記がある.まずは,これらを構成する「文章」について考察してみよう.

文章を書くときは,文章全体に責任能力を持たせないといけない.

文章全体に責任能力・統率力がなければ,単語は自由意志で,てんでばらばらに行動するようになり,組織を構成しなくなる.

そのためにも,自分を蔑みながら,精神を痛めつけながら文章を書く.

自分が書いた文章を否定しながら,嘲笑いながら,改善していく.

そうすれば自然と単語もまとまった意思を持つようになり,努力義務を感じてくれるのだ.

 

ここで,同様に「作曲」についても考察してみよう.(「文章」について考察した時とは,テーマの抽象度が違う.これは,自分の実力不足であり,申し訳ない.)

 

多くの人は,演奏はテクニックであることを知っている.そして,演奏家は芸術家と同じように,音楽を発展させる義務を背負う.また,有名な作曲家は過去の曲風を踏襲して,自己の曲作りに専念してきた.過去の演奏家から学んで,独自のテクニックを上乗せするから独自性が生まれるのである.

 

演奏会に行って,弾き手の苦労と人となりを想像しながら涙する.それは,もちろん演奏家のタッチに表れるからであり,人はそれを感じ取って涙する.しかし,その裏には,壮絶な過去を背負った作曲家たちの苦労があることも忘れてはならない.

演奏”者”が感情の赴くままに演奏することができるのは,楽譜が仕様書の役割を担ってくれているからである.

 

そういう意味で,コードの使い方次第で,作曲家は人の感情をもてあそぶことができるのだ.だからこそ,作曲家は演奏者の演奏にまで責任を持たなければならない.

残念ながら,自分はまだ曲を作れたとしても曲自体には責任を持たせられないと思う.

 

(もちろん,この発言自体,とーしろー目線であり,プロが相当な時間と労力を使って,細部においてまで自己鍛錬していることは百も承知である.)

 

以上からもわかるように、例えば,「三島由紀夫」だったり「泉鏡花」だったり、死後も読み継がれるような文章が、責任のある文章だと確信している。

しかし、先人たちがどんな意図でそのような文章を書いたのかわかりたくても、わかることはできない。

私は、信念の塊として、大義に真面目に、文章を書けたことがない。

残念ながら、書けるほどのものがほとんど欠落していることも知っている。
そんなだから、自分が文章を書いてはいけないと戒め続けてきた。

 

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しかし、表現能力は,人間に与えられた平等な権利なのだ.

でも,権利を行使しただけで,創作物に責任を持たせられない人がいるのも事実だ.

自分の作品に酔っている人もいれば,創作行為自体を認められない人もいる.そもそも,責任の所在に気付かない人が大多数なのかもしれない.

作品に責任を持たせられたとしても,体力がなければ表現できずに潰れてしまうだろう.

 

ちなみに,今日の日記は,あえて文章に責任を持たせていない.まるでスッカスカの安物のパンケーキのように。押し潰して体積を減らして、何も残らせるべきではない。


それは,今日の日記を「過去」に対するアンチテーゼにしているからに,ほかならない.

 

それは,言葉を炙り出しながら,煮込みながら,アクを取りながら,文章をまとめていないからである.感情の赴くままに,文章を書いており,自分を痛めつける儀式を行っていないからである.作品として仕上げるための,行程をあえて省いているのだ.精神的に成長したから行程をサボることができるようになったのだ.

 

 

自分を蔑み続けた長い時期を超えて,喜びをかみしめながら文章を書けるようになったのである.少しだけでも,過去の自分をいたわり,過去の自分を認められるようになったのである.

それだけで,文章は責任から逃れられ,肩の力を抜くことができるのだ.

 

文章は陳腐で安物でも、堂々としているだけで価値が生まれる。

 

p.s.

最初,こんな自分語りの文章を書くために,自分に1時間だけの猶予を与えてみた.

しかし,実際は,1時間経ったときに,ゴミ箱に捨てることをせず,3時間も費やすことができた.

こんな無責任な文章が今後は出ることはないだろうが,今回のように日の目を浴びることができるのは,むろんこれまで影響を与えてくれた全ての人々のおかげである.

 

そして,こんな独りよがりな,自慢げな文章を書く自分が大嫌いである.

同時に,こんなに自信満々に,臭い文章が書ける自分も大好きである.

 

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自分も読んでて吐き気するし,腹立つから,あんまりこういう文章書きたくないんですけどね...まぁ,たまにはこういう毛色の違った文章を書いてもいいのかなぁと思います.

温泉旅行 in 日田&湯布院 第3部

そういや,ソファの上で寝ていたのを忘れていました.

朝起きると,丁度6:00すぎ.

窓の外では,だんだんと暗がりの空が明けていきます.

 

恐らくお昼ご飯は抜きになるだろうと見越して,とりあえず,お腹いっぱいになれる朝食を頼みます.こんな量でお腹いっぱいになるわけないけど,コーヒーをいっぱい飲んでお腹を膨らませました.

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朝食の豚汁の湯気を眺めながら,ジョイフルのソファの寝心地に心を馳せていました.

 

 

 

さて,朝食を食べ終わり,いざ湯布院へ向かいます.

湯布院は,日田市から50kmも離れています.電車でも1時間はかかります.

だいたい,日田→湯布院間の電車は2時間に1本ほどの頻度で出ているため,本でも読みながらのんびりと駅の待合室で待つことになります.

さよなら,日田市.

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電車の窓先では,延々と秋の自然が続きます.

針葉樹ばかりが連なる,11月なのにまだ緑の葉の残った一面の森の木々.そのためか,僅かばかりのオレンジ色の紅葉が目立ちます.中には冬気分の木もあって,茶色になりつつある葉っぱを付けた広葉樹も,時たま混ざっています.

電車が渡る橋の下では,清流なのかな,青白磁色の透明に輝いた川も流れています.

川のそばでは,赤い鉄柱が等間隔に支える,コンクリート製の車専用のボックス型のトンネルが続きます.トンネルの上は平坦なため若木や草が生い茂っていたのですが,土が積もりすぎるとトンネルが崩れないのか心配になります.

 

そんな自然の一枚一枚が,視界の外へ流れてゆきます.

電車の窓から差し込む陽の光が,ぽかぽかで,ついウトウトしてしまいます.

 

 

 

 

そんな感じで,電車からの景色を楽しんでいると,湯布院市に到着しました。

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祝日が影響して,人がめちゃくちゃいます.

あと,駅前がめっちゃオシャンティーになってます.絶対最近,再開発したでしょ.

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図2 昨日の元気が嘘のように顔がしけてる様子

 

 

しかし,まぁ湯布院も寒いんですよね.日田同様で,気温低いくせに,風が強いもん.

ですが,さすが湯布院なのか,排水溝に流れる温水から湯気がずっと立ってました.

 

湯布院駅から約5分ほど歩いたところに,「ここ公民館です」と言ってもばれないであろう公衆温泉に着きます.

これが、乙丸温泉ですが、本道から別れた小道の先にあります。

黒白調でシンプルが売りのナウい駅周辺の雰囲気は,どこにいっちゃったんすかね.

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絶対に, 施設の二階で趣味の俳句会とかデジカメ写真品評会とかしてると思います.

あとは,習字教室とかフラダンス教室とかかな.

 

外観はいい味が出すぎてますが,「もしかすると中は古民家カフェみたいになっているのかな??」とか期待しつつ,中を覗いてみると,こんな感じです.

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小学校以来見てない,360度をみんなで囲める形のストーブ.懐かしい.

 

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滞在料は200円です.由緒ありそうな石像なんかを写真に収めるのは,どうも申し訳なかったです.やっぱりバチあたると怖いので,びくびく謝りながら,写真を撮りました.

 

温泉内の雰囲気は,好きです.公衆温泉の割に,更衣室も,比較的綺麗だった.

でも,浴槽内にコケ生えてるのは否めませんな.

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実はケロリンと対面するのは初めてだったりする.

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基本的に公衆温泉は,石鹸やシャンプーがない場所が多いので,汗を流す程度に入るのがちょうどいいのかもしれません.

結構のんびり浸かっていると,ちょうど11時くらいになりました.

 

 

再びメインストリートに戻り、気持ちの良い街並を両脇において由布岳を楽しみながら歩くのですが,目に映るのは本当に人ばっかりです.コロナ自粛ムードはどうした.

家族連れに加え,カップルや若者衆が大量に通り過ぎて行きますが,自分以外に一人でリュックを背負って歩いている若い男は全然見当たりません.

ほとんど若者が,少し高そうな活かした服を来ています.

場違い感がすごい...

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いいお湯にも入ったし,街のスーパーで調子乗っておビールを買います.

小心者の私は,酔っぱらって人にぶつかるのが怖い。そのため、ノンアルビールを買いました.しかもすれ違う街の人達に怪訝な目をされたらいけないと思い,ビールのラベルを左手で隠しながら湯呑のようにして、持ち歩きました.

 

でもやっぱり,ビールはお友達!

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正面の雲に隠れた山が由布岳です.

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端から見たらおっさんだよ.

 

 

しばらく行くと,オルゴールのお店があります.

無駄にヨーロッパ臭いところが,またポイント高い!

自分が入るには敷居が高すぎます.

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歩みを進めると,こだわりの建築が続く街並みは終わりに近づきます.

だんだん,山に近づいていくと,人影が少なくなってきました.

 

多くの人はこの川沿いで引き返すようです.

自分の目的はあくまで温泉なので,先に進みます.

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写真の中央に位置する石橋を越えた辺りから,人とはすれ違わなくなりました.

 

 

川沿いを進むと,全くの田舎道になります.川のへりには畑が延々と続いています.お店も存在しないため,山肌がずっと見えています.ぽつぽつと民家が立ち並ぶ程度です.

 

川沿いは何もないので,きょろきょろしながら歩いていました.

 

www.google.com

 

すると,川から50mほど遠く離れた小道に何やら怪しげな看板が見当たります.

とても怪しかったので,近づいてみました.

 

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どうやら美術館のようです

 

(なんとまぁ.昨日は博物館に訪ねて,今日は美術館に寄るのかと.頭空っぽにして温泉旅行に来たはずなのに,教養の旅になってしまった.

 

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そう.ここで出会ったのが,ドルドーニュ美術館でした.

 

ここでの原体験は,どうも3000文字では納まりきりそうにないので,また4部目の機会に.

 

........

 

ドルドーニュ美術館で3時間も居座った後,再び温泉目指して歩き続けます.

ここが旅の終着点,今回の旅で最後の温泉としていた,由布岳温泉です.

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今回の旅ではあいにくの曇り空でしたが,天気が良い日には露天の湯船から由布岳が煌々と居座って見えるそうです.温泉荘の軒下に飾られてある紹介写真では,なぜか黒塗りにされたビールをとても気持ち良さそうに飲むおっさん達が写っていました.

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ちゃぷん.

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いや,めっちゃ水温低いんだけど.
この時期,外気温に影響されて,水温が35度くらいしかないようです.

マジで風邪をひきかけました.

 

 

そんなこんなで,湯上りの後は最後の〆に,さっきまで取っておいたビールをぐいっと.

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しかし,まぁ由布岳は荘厳です.

陽の光を浴びると,山肌が黄金色に輝いています.

たまたま風に流された雲の合間から,山頂が寒さのせいか白銀で覆われている姿を知ることができました.

冬は近いですね.

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帰路をぼちぼち歩く中,由布岳を眺めながら,今回の旅の出来事を感慨深く振り返るのでした.