技術書ツールの紹介
技術書って何で書きますか?
私はすごく技術書に興味があって、将来的には技術書も出したい!って思ってます。
でも、技術書って書くのにすごく時間がかかりそうだし、面倒くさそう....。
で、大体最初に思いついたのがこんなやつらです。
Word → 数式バーとか、使い勝手悪い。レイアウトの手直しが多すぎて論外(T_T)
Latex → いちいち構文覚えるのが面倒くさい...
Wordの使いやすさ、Latexの美しさを兼ね備えたようなものはないのかしら。
ここで、思いついたのがマークダウン記法。
マークダウンのいいところは、簡単な構文でわかりやすい記事がかけるってことです!
しかも、マークダウンで書けるようサービスが増えてますよね。
例えば、QiitaとかSlackとかHackMDなどなど。
今書いてるブログもマークダウンで書いてます!(マークダウン信奉者)
加えて、マークダウンで書いた過去の遺産たちをpdfとかepubとかにまとめられたらありがたいなーと思ったわけです。
いろいろ調べてみました!
軽く調べただけでも、かなりの量があります!
やはりマークダウンは人気というわけなのですね!
Re:VIEW
まず、Re:VIEWですが、現在の技術同人界隈のデファクトスタンダード的な立ち位置にいます。
Rubyで動きます。
デザインをしようと思ったら設定ファイルを結構いじらないといけないみたいで、Texと同じくらい面倒くさい!
でも、文章などはTexのように美しく出力できます。
Epub,web,pdfなどなど、出力フォーマットは結構あるようです。
コンパイルするなら、 rubyが入ってる状態で、previewなるライブラリをインストール
gem install preview
出力するときは、
preview-pdfmaker sample.pds preview-epubmaker sample.epub
みたいな感じで出力ができました
Re:VIEW Starter
Re:VIEW同様に、かなり多くの同人誌が出ています。
こちらも、Rubyで動きます。 Re:VIEW を使いやすくしたものらしいです。
最初から、テンプレートがあるんですね。 https://kauplan.org/reviewstarter/
個人的にかなりデザインが好きです。
Re:View同様に、previewを必要とするみたいですね。
gem install preview
しかし、出力にはrakeをいれなきゃならないみたいで、
gem install rake
こうして初めて、
rake sample.pdf
今使っているPCがwindows機なので、このときはwindowsに直接放り込んで実行してやろうとかんがえていました。
しかし、私の場合はepubは出力できましたが、pdfはエラーがでちまいました。→やる気なくなった。
この場合は、Texのインストールがうまくいってないのかもしれません。
dockerならエラーもなくいけるかなぁ。
ドキュメント https://kauplan.org/reviewstarter/reviewstarter-usersguide-20200827.pdf
Re:VIEWとRe:VIEW starterは出版するなら安心できるツールだと思います
(でも、私は天邪鬼なので、あえてマイナーなツールを使おうと考えてしまう...)
Sphinx
あまり、触ってないのですが簡単なドキュメントを作る分には全然問題ないと思います。 というのも、環境構築が不必要です。チョー楽!
即席資料などはSphinxを使うといいかも。
FlightBooks
まさしく、これが私が理想としているサービスです。
これも、オンラインサービスで簡単に本ができました。
でも、少し残念なのが、 デザインの問題です! 😢
例えば、右よせできないんですね。
デザインに関しては痒い所に手が届かないというか...
でも、忙しい人にとっては最高のサービスです。
もし、本を出版するなら是非ともつかってみたい!
もっともっと、機能が増えてくれることを期待します!
pandoc
こいつは、環境構築をしなきゃならんのですよ。 例えば、macならhomebrewを使って、pandocをインストールします。
brew install pandoc
ぶっちゃけた話、マークダウンから各種フォーマットへのただの変換ツールです。
でも、実はこいつはかなり有能だと考えています。 できることが多すぎるのです。
というわけで、次回はpandoc君の特集です
今回はここまでです。